「この餌の量、あっているのかな」「タンパク質って足りてる?」
庭先で鶏を飼いはじめると、こういう不安がじわじわ出てきます。
わたし自身、産卵が安定してきた頃に同じ疑問を持ちました。市販の配合飼料だけでなく、くず米や米ぬか、庭の草なども与えていたので、「トータルでちゃんとした栄養になっているのか」がわからなかったんです。
そこで、夫と一緒に作ったのが「庭先養鶏 鶏群管理&飼料設計スプレッドシート」です。今回、無料でダウンロードできるようにしました。
🐔 このスプレッドシートでできること
シートは3枚構成になっています。
- ① 鶏群管理シート……入雛日を入れると日齢とステージを自動計算
- ② 飼料設計シート……いまの餌で栄養が足りているか自動診断
- ③ 餌マスタシート……ボリスブラウンの栄養基準値を一覧で確認
むずかしい計算は一切なし。青いセルに入力するだけで動きます。
📋 ① 鶏群管理シート ── 日齢とステージを自動で把握
「うちの鶏、いま何日齢?」って、意外と計算するのが手間ですよね。
このシートに入雛日と羽数を入力するだけで、今日の日齢とステージ(中雛・大雛・産卵開始前・産卵鶏)が自動で表示されます。廃鶏予定日も記録しておけます。
わが家の記録はこんな感じです👇
| 入雛日 | 羽数 | 日齢 | ステージ |
|---|---|---|---|
| 2025年3月20日 | 4羽 | 380日 | 🥚 産卵鶏 |
入雛日を変えるだけで、複数ロットの鶏も管理できます。
🌾 ② 飼料設計シート ── 今の餌でだいじょうぶ?を自動診断
ここがこのスプレッドシートのメインです。
給与している餌の名前・量を入力すると、CP(粗タンパク質)・ME(代謝エネルギー)・Ca(カルシウム)・P(リン)の充足率を自動で計算して判定してくれます。
わが家の実際の配合はこれです👇
| 餌の種類 | 1日の量(1羽あたり) |
|---|---|
| くず米・屑米 | 20g |
| 米ぬか | 10g |
| 草・牧草(生) | 10g |
| 果実の皮・果物くず | 10g |
| 市販の鶏の餌 | 70g |
| 合計 | 120g/羽/日 |
産卵鶏の目安は110〜130g。わが家はちょうど真ん中くらいの量になっています。
「庭で草を食べてるから少なめにしよう」「くず米を多めにしてもCaは大丈夫?」など、調整しながら使うとより便利です。
📚 ③ 餌マスタシート ── ボリスブラウン第8版の栄養基準を収録
栄養基準の根拠が気になる方へ。
③のシートには、ボリスブラウン飼養管理ガイド第8版(令和6年12月)を参考にしたステージ別の目標栄養値を載せています。
| ステージ | CP (%) | ME (kcal/kg) | Ca (%) | P (%) |
|---|---|---|---|---|
| 🐥 中雛(育成前期) | 16 | 2,750 | 0.9 | 0.45 |
| 🐓 大雛(育成後期) | 14.5 | 2,700 | 0.9 | 0.42 |
| 🌅 産卵開始前 | 17 | 2,750 | 2.5 | 0.42 |
| 🥚 産卵鶏 | 17 | 2,750 | 4.0 | 0.35 |
産卵鶏のCa(カルシウム)が突出して高い(4%)のがポイントです。卵殻を作るために、産卵鶏はとくにカルシウムをたくさん必要とします。
黄色いセルは変更可能にしてあります。お使いの品種や環境に合わせて調整してください。
🌡️ 季節・地域による補正機能もあります
冬は鶏が体温維持のためにエネルギーを余分に使います。
スプレッドシートには季節と地域を選ぶだけでME(代謝エネルギー)の補正値を自動計算する機能も入れました。寒い時期に「なんか痩せてきた?」と感じたときの見直しにも使えます。
⬇️ 無料ダウンロードはこちら
Googleドライブからダウンロードできます(Excelファイル・無料)。
👉 庭先養鶏 鶏群管理&飼料設計スプレッドシート v7 をダウンロード
ダウンロード後はExcelまたはGoogleスプレッドシートで開いてください。青いセルに入力するだけで動きます。
💬 使ってみた感想、教えてください
あなたの鶏の品種や給餌内容は、わが家とはきっと違います。
「こういう機能が欲しい」「ここがわかりにくい」など、コメントやお問い合わせで教えてもらえると嬉しいです。バージョンアップに反映していきます。
庭先養鶏、一緒に楽しみましょう🐔
Happy Backyard Chicken Keeping !
庭には2羽ニワトリがいる 