ニワトリを飼ってみたい。
そう思って調べ始めると、最初にぶつかるのが「どこで手に入れるの?」という壁です。
飼育本はあっても、入手先の情報はほとんど載っていません。
私も同じところで止まりました。
この記事では、実際に有精卵から育てた経験をもとに、入手先3つを比べてお話しします。
この記事でわかること
- ニワトリの入手先3つ(雛・廃鶏・有精卵)の比べ方
- 初心者にヒヨコからをすすめない理由
- 有精卵を買うときの注意点(孵化率・レビュー)
このブログに来てくださった方は、きっと「ニワトリを飼ってみたいな」と思ったことがあるのではないでしょうか。
飼育本はあっても「どこで入手できるか」「何から始めればいいか」といった初心者向けの情報は、まだまだ少ないのが現実です。
今回は、「ニワトリを飼いたい」と思ってから、実際に飼い始めるまでのリアルな道のりをまとめました。
結論:初心者には育った鶏がおすすめです
できる限りひなや成体から飼いはじめましょう。理由は3つです。
- 腸内細菌を親から受け継ぐことができない
- 親の真似をして食べ物を覚えることができない
- 飼い主も何かと不安が絶えない!
ニワトリの腸内細菌は、孵化後に親鶏などから受け継ぐ必要があります。ニワトリのいない環境ではうまく取り込めないため、ヒヨコから育てると消化吸収面でハンデを背負いやすいのです。
食べ物の学習も同様です。わが家では、好奇心旺盛なピヨ四がミミズを食べ始めると、それを見ていたピヨ五もつられて食べるようになりました。何が食べられるかは、周囲のニワトリから学んでいくものなんです。
そして飼い主側の不安も大きい。暑さ・寒さ、食べ物・飲み物…とかく落ち着きません(経験談)。ある程度育った雛や成鶏から始めると、余裕を持ってスタートできます。
でもヒヨコから育てるの、いちばん楽しそうじゃない? そんなにダメなことなの?
ダメじゃないよ。うちも実際そうしたしね。ただ最初の数か月は気が休まらない。それを知ったうえで選ぶかどうかだね。
それでも有精卵から孵化させて育てました
なぜなら、雌鶏の雛を手に入れる手段がほとんどなかったからです。
- ペットショップは感染症対策で生体の取り扱いを中止
- 養鶏向けの雛は小羽数の個人へは販売しない
- 近隣の農家にも知り合いがいなかった
養鶏向けの雛は100羽以上の規模が基本。誰かが購入する際に分けてもらえると理想的です。
有精卵の入手先と注意点
私は楽天でふ卵器を購入し、ヤフオクで食用有精卵を入手しました。
「食用」なら動物取扱業の資格が不要で、農家が自家販売できる仕組みのため、ヤフオクなどに出品者が多いです。
🔎 注意点
- 有精卵=必ず受精しているとは限らない(「雄1羽+雌20羽」いれば有精卵として販売可能)
- 「孵化率」や「レビュー」を必ず確認すること!
ちなみに私が買った卵の有精卵率は4/6と4/10でした。低めですが、3月の寒い時期に孵化させたことが影響していると思われます。
入手先3つを比較すると
ここまでの話を整理すると、
ニワトリの入手先は大きく3つあります。
| 入手先 | 手に入りやすさ | 初心者向き | ポイント |
|---|---|---|---|
| 雛 | △ むずかしい | ◎ | 個人向けの販売がほとんどない |
| 廃鶏 | ○ つてがあれば | ◎ | 産卵は落ちるが家庭には十分 |
| 有精卵 | ◎ 通販で買える | △ | 孵卵器が必要。孵化率が読めない |
いちばんおすすめなのはある程度育った雛です。
ただ、これがいちばん手に入りにくいのが実情なんです。
そして手に入りやすさと初心者向きは、きれいに逆になっています。
ここが、ニワトリを飼い始めるときの最初の壁だと思います。
廃鶏という選択肢もあります
意外と知られていないのが「廃鶏(はいけい)」です。
産卵のピークを過ぎた鶏のことで、
大規模な農場では採算が合わなくなり、入れ替えられていきます。
でも、家庭で飼うぶんには十分に卵を産んでくれます。
毎日1個でなくてもいい。
そう考えられるなら、廃鶏はとても現実的な選択肢です。
入手は、地元の農家さんや知人に
声をかけてみるところから始まります。
すでに大人の鶏なので、育てる不安がほとんどありません。
はじめの一歩としては、かなり心強い相手です。
廃鶏って、もう卵を産まなくなった鶏でしょ。もらってもかわいそうなだけじゃないの?
産まなくなるわけじゃないんだ。農場の採算に合わなくなるだけでね。家庭で食べるぶんには十分すぎるくらい産んでくれるよ。
色々言いましたが、生まれた4羽はみな大雛まで育っています。初心者でもひよこから育てられますよ!
まとめ
- 初心者にはヒヨコよりも「育った鶏」がおすすめ
- 有精卵を購入するときは孵化率・レビューを確認
- おすすめはしませんが、ひよこからでも育てられます!
有精卵の基準について:鶏卵の表示に関する公正競争規約及び施行規則(令和6年7月16日)
農家の自家販売について:食品衛生法第4条第7項https://www.jpa.or.jp/keiran_root/pdf/20210512_01.pdf
庭には2羽ニワトリがいる 
