こんにちは!
畜産の仕事をしながら、ゼロから始めるニワトリ暮らしの魅力を発信しています。
🐓「ニワトリを飼いたい」と思ったら
このブログに来てくださった方は、きっと「ニワトリを飼ってみたいな」と思ったことがあるのではないでしょうか。
飼育本はあっても「どこで入手できるか」「何から始めればいいか」といった初心者向けの情報は、まだまだ少ないのが現実です。
今回は、「ニワトリを飼いたい」と思ってから、実際に飼い始めるまでのリアルな道のりをまとめました。
✅ 結論:初心者はやめとけ!
できる限りひなや成体から飼いはじめましょう。理由は3つです。
- 腸内細菌を親から受け継ぐことができない
- 親の真似をして食べ物を覚えることができない
- 飼い主も何かと不安が絶えない!
ニワトリの腸内細菌は、孵化後に親鶏などから受け継ぐ必要があります。ニワトリのいない環境ではうまく取り込めないため、ヒヨコから育てると消化吸収面でハンデを背負いやすいのです。
食べ物の学習も同様です。わが家では、好奇心旺盛なピヨ四がミミズを食べ始めると、それを見ていたピヨ五もつられて食べるようになりました。何が食べられるかは、周囲のニワトリから学んでいくものなんです。
そして飼い主側の不安も大きい。暑さ・寒さ、食べ物・飲み物…とかく落ち着きません(経験談)。ある程度育った雛や成鶏から始めると、余裕を持ってスタートできます。
それでも「有精卵」から孵化させて育てました!
なぜなら、雌鶏の雛を手に入れる手段がほとんどなかったからです。
- ペットショップは感染症対策で生体の取り扱いを中止
- 養鶏向けの雛は小羽数の個人へは販売しない
- 近隣の農家にも知り合いがいなかった
養鶏向けの雛は100羽以上の規模が基本。誰かが購入する際に分けてもらえると理想的です。
🛒 有精卵の入手先と注意点
私は楽天でふ卵器を購入し、ヤフオクで食用有精卵を入手しました。
「食用」なら動物取扱業の資格が不要で、農家が自家販売できる仕組みのため、ヤフオクなどに出品者が多いです。
🔎 注意点
- 有精卵=必ず受精しているとは限らない(「雄1羽+雌20羽」いれば有精卵として販売可能)
- 「孵化率」や「レビュー」を必ず確認すること!
ちなみに私が買った卵の有精卵率は4/6と4/10でした。低めですが、3月の寒い時期に孵化させたことが影響していると思われます。
🐥 雛・廃鶏という選択肢も
地元の農家さんや知人から、雛や「廃鶏」(産卵を終えた鶏)を譲ってもらう方法もあります。廃鶏は大規模農場では採算が取れなくなっていますが、おうち養鶏ではまだまだ活躍できます!
色々言いましたが、生まれた4羽はみな大雛まで育っています。初心者でもひよこから育てられますよ!
📌 まとめ
- 初心者にはヒヨコよりも「育った鶏」がおすすめ
- 有精卵を購入するときは孵化率・レビューを確認
- おすすめはしませんが、ひよこからでも育てられます!
有精卵の基準について:鶏卵の表示に関する公正競争規約及び施行規則(令和6年7月16日)
農家の自家販売について:食品衛生法第4条第7項https://www.jpa.or.jp/keiran_root/pdf/20210512_01.pdf
庭には2羽ニワトリがいる 
